皆さんが住んでいる地域には、生活習慣や食べ物、方言など地元ならではの特徴があると思います。最近では、県民性についてのテレビ番組や、各都道府県の県民についての特集が取り上げられているのを目にする機会が増えてきました。県民性とは、どんな要因で作られているのかご紹介します。
【県民性とは?】
日本は47都道府県から成っている国で、その地域によって県民の行動や性質も異なってきます。また、その人が生まれ育った地域の土地柄や地域性によって育まれていくものなので、様々な要因があります。これらを具体的に説明すると、6つの分野に分けられます。
—歴史—
各都道府県の歴史背景は大きく違ってきますが、地域ごとに異なる宗教の影響も出ると言われています。例えば、富山県の北陸地方では、浄土真宗の教えが強く残っており、人々の価値観や考え方に大きな影響を及ぼしているそうです。その背景から、忍耐強く真面目な県民性が作られて現代まで続いています。
—風土—
暖かい地方に住んでいる方は、外に出たがりで陽気な性格が多く、逆に寒い地方では、外に出るのがおっくうになる為、外出が減って内向的な性格になる傾向があるそうです。
—生活習慣—
地元同士の結びつきが強い地方では、近所付き合いも盛んに行われ、お互いの関係が近くなって親しくなるそうです。
—食文化—
その土地柄と旬の食材を食べる文化があるので、地域の気候や特産品によっても大きく影響してきます。また、地域によって嗜好も変わってくる傾向にあり、味付けの濃さや薄さ等もそれぞれ違ってきます。
—方言—
各地域によって方言も様々で、長い生活習慣の中から自然に身に付き、県民性として作りあげられてきた言葉です。
—地域によって作られた文化—
冠婚葬祭を派手に行なって盛大に盛り上がる所もあれば、ひっそりと静かに行なう地域もあります。その他にも、性格・両親や友人の影響・その後の生活環境から変わってくる要因もあるので、一概には言えませんが大まかに県民の特徴は育まれていきます。
当サイトのロートピとは、ローカルテレビを略した言葉です。
地元で愛されている特産品やニュース、面白い人物などその地域にスポットを当てた動画サイトですので、県民性を感じながら楽しんでみてはいかがでしょうか。