森林鉄道跡で隧道カフェ
高知県東部中芸地区は秋田杉、屋久杉と並ぶ日本三大杉の一つ、魚梁瀬(やなせ)杉の産地です。1911年から1968年まで、その木材を港まで運ぶだけでなく、物資、住民の輸送をしていたのが魚梁瀬森林鉄道でした。 住民の利用は「命の保証はしない」という条件つきだったという難路に次ぐ難路。廃業で線路などは撤去されたものの、石造アーチ橋や隧道(ずいどう)などが18カ所残り、2009年6月には国の重要文化財に指定されました。その貴重な歴史的遺産で、今月初旬、「隧道カフェ・バー」が開かれました。
2012/4/16 ~