シカ害対策、これシカない?
全国各地で深刻化するシカ被害。高知県も例外ではありません。ニホンジカによる農林業被害は2011年度が約1億2400万円で、防御柵の総延長は1939キロで北海道・知床から鹿児島の直線距離に匹敵します。現在高知県内に生息するシカは推計約10万頭。適正生息頭数とされる9200頭の10倍以上に達し、さらに出産で毎年2割増えるといいます。シカ対策は「攻め」と「守り」です。「攻め」とは「捕獲」。県は08年度から1頭につき8千円の報奨金を出すなどの助成制度を整備した結果、07年度の捕獲数4710頭から11年度は1万1364頭と過去最高になりました。
2012/9/21 ~